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コメントの書き方の基本:シャープ記号 # から行末行頭が # で始まる行は、実行されません。 たとえば、下記のコードは Hello, world! を表示する3行のコードがありますが、2行目は # ではじまっているため、2nd Hello, world! は表示されません。
Ruby の文法的には最初の行もコメントです。 ただ、スクリプトの最初の行は「shebang行*1」と呼ばれる「どんなスクリプト言語か」を示す慣習的な表記になるため、注意しましょう。 次のコードでは、# を途中で入れた場合の挙動です。
ソースコードの終わりを意味する __END__アンダーバーふたつ、END、アンダーバーふたつ ( _ _ E N D _ _ をくっつけて記述)の行があると、Ruby のスクリプトはそこで終わりと見なされます。
上記のコードの場合、__END__ でスクリプトは終わりです。よって、__END__ の次にある Bye! は表示されません。Bye! の部分は、実際には Ruby の文法に従う必要もなく、何でも自由に書くことができます。
上記のコードは文法エラーになります。__END__ は行頭から書き始めなくてはいけません。 埋め込みドキュメント=begin で始まる行から =end で始まる行は、ドキュメント出力用のコメントと見なされます。 以下は =begin rdoc とすることにより、ドキュメント生成アプリケーション rdoc に対応可能なコメントとなっています。
慣習的なもの#=>ほげほげ というコメントは、そのコードの期待されるべき結果について書くようです。 以下のコードでは、1+1 の演算結果は2が期待されるというコメントになります。Ruby から見たら # より後ろは無視されていますので、2 以外のことも書けます(が、慣習的にあわせた方がよいでしょう)
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