DHCPd
ルーターPCを組み上げる必要がでてきたため、臨時でメモしてみます。 前提条件
aptitude以下のコマンドで、dhcpd は入ります。けっこう簡単です。 $ sudo aptitude install dhcpd 設定変更規定値では eth0 側のネットワークがサーバーになっています。eth1 に変更したい場合は /etc/init.d/dhcp を編集します。 $ sudo vi /etc/init.d/dhcp #!/bin/sh # # $Id: dhcp.init.d,v 1.3.2.2 2002/08/11 22:11:54 peloy Exp $ # test -x /usr/sbin/dhcpd || exit 0 # Defaults INTERFACES="eth0" (以下略) INTERFACES 部分を eth0 から(例えば) eth1 に書き換えます。 次に、サーバー側の細かいカスタマイズです。 $ sudo cp /etc/dhcpd.conf /etc/dhcpd.conf.org $ sudo vi /etc/dhcpd.conf 中身が実質、以下の5-6行なので、全消しして書き換えます。 option domain-name "fugue.com"; option domain-name-servers toccata.fugue.com; option subnet-mask 255.255.255.224; default-lease-time 600; max-lease-time 7200; 以下、全部書き換えしてしまったあとのものです(参考ページ)
routers = ルータ兼 DHCP Server となる IP アドレスです。通常は末尾が 1 ですね。 domain-name = 適当でいいかと思われます。 range ほにゃらら = IP アドレスの配布範囲です。 192.168.124.25-50 の26個が動的割り当て担当になります。 lease-time = クライアントにIPアドレス貸し出す期限のようなものです。デフォルトは 6 時間 / 最大貸し出し時間は 12 時間と考えられます (秒単位の設定の場合、未検証) host ほにゃらら = MAC アドレスと紐付けする IP アドレスです。 今回は 192.168.124.x (自宅用ネットワーク)と 192.168.0.x (ルータからインターネットへ) を想定したメモをしています。DHCPを機能させない場合、「deny bootp;」な設定が必要です。これは、DHCP の問い合わせへの返答を行わないことを意味し、IP アドレスの配布はそのネットワークでは機能しなくなります。 もしも VMware Player を投入している場合、VMnet ふたつ分 「deny bootp;」を明記する必要があります。 あとは、再起動で OK かと。 $ sudo /etc/init.d/dhcp restart iptables でルータ化
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