Ubuntu Desktop (Japanese Remix) を MBM でマルチブートする
標準でGRUBをMBRに放り込んでくれて一応マルチブートにはなるわけですが、これだとトリプルブート以上で手馴れたMBMが使えない...そんなわけで、軽くメモ。
前提
すでに MS-DOS / Windows 2000 を MBM 0.39 でデュアルブートできる環境であるという前提。また、Ubuntu Desktop はカスタムインストールで、HDD のパーティションの手動切り直しは自力でできるという前提のメモです。
- ぶっちゃけ、GRUBをどう手動インストールしてMBMからGRUBに渡すか、というのがポイント。
導入順序
- MS-DOS/Win3.1/Win9x系 (FAT16/32系のOS)
- Win2k/Xp, Server2k/2003 (NTFS系かつ5.x系のOS)
- WinVista/7, Server 2008系 (NTFS系、問題は 1. / 2. のパーティション番号をf0 などのでたらめな番号にし、クラスタ番号をMBMで操作するなどの小細工をしないといけない。)
- Linux
今回は 1. と 2. のマルチブートを終わらせておいて4.を行います。
GRUB雑感
- インストール時点ですべては終わっていると思ってよさげ。華麗にブートローダーインストール先をスルーするとsda/hdaのMBRに直接書きこまれて/(^o^)\となる。必ずsda3などのLinuxの「PBR」に入るようにしよう。そうすれば、MBRがどうなってもMBMを入れれば復旧できるようになる。
- 問題として、基本パーティションが4つ埋めきっていない場合は、論理パーティション上のLinuxが起動できないということ。ダミーパーティション(NTFSでもFATでもなんでもよいです)で埋めるか、Linux Boot部分はプライマリパーティションにしましょう。
- ちゃんと問題なければ、MBR(MBM)は上書きされず、MBR経由でPBR上のGRUB2に渡されて普通に起動するようになります。Windows 再インストールでMBRが上書きされても、MBRのインストールで元通り。